注文住宅の坪単価平均はどのくらい?最新のデータと注意点・抑えるコツを解説
注文住宅を検討するとき、多くの方がまず気になるのが「総額はいくらになるのか」という点ではないでしょうか。ところが、ハウスメーカーの広告や資料を見比べても、会社ごとに金額がまったく異なり、相場をつかみにくいと感じる方は少なくありません。
そこで重要な指標となるのが「坪単価」です。坪単価を理解することで、予算の目安をつけやすくなり、複数の住宅会社を比較する際にも判断しやすくなります。
この記事では、最新データにもとづく注文住宅の坪単価平均を地域別・構造別に解説します。さらに、坪単価を抑えて理想の家を建てるコツや、見積もりを見る際の注意点まで紹介しますので、ぜひご覧ください。
注文住宅の坪単価とは?基本の定義と計算式
坪単価とは、床面積1坪(約3.3㎡)あたりの建築費を示す指標です。次の計算式で求められます。
「坪単価=建物の本体価格÷延床面積」
たとえば、建物の本体価格が2,000万円、延床面積が40坪の場合「2,000万円÷40坪=坪単価50万円」となります。
ただし注意が必要なのは、ハウスメーカーや工務店によって「延床面積」ではなく「施工面積」で算出している場合があることです。
延床面積は、建築基準法で定義された各階の床面積の合計で、バルコニーや玄関ポーチは含まれません。一方、施工面積にはこれらのスペースが含まれるため、分母が大きくなり、坪単価が安く見えます。
また、建物の本体価格に何が含まれるかも会社によって異なります。照明器具やエアコン、設計費用などが含まれる場合もあれば、別途費用となる場合もあります。
こうした算出基準の違いがあるため、坪単価はあくまで「大まかなコストパフォーマンスと予算イメージをつかむための参考値」として活用しましょう。
出典:e-Gov 法令検索「建築基準法施行令第2条4号」 (https://laws.e-gov.go.jp/law/325CO0000000338)
坪単価に含まれない費用項目
坪単価の計算に使われる「建物の本体価格」は、注文住宅にかかる総費用の約70〜80%を占めます。残りの20〜30%は、付帯工事費や諸費用として別途必要です。
付帯工事費には、給排水設備工事、ガス工事、電気工事、外構工事、地盤改良工事などが含まれます。とくに地盤改良工事は、土地の状況によって数十万円〜100万円以上かかることもあります。
諸費用としては、住宅ローンの借入費用、各種保険料、登記費用、印紙税、地鎮祭や上棟式の費用などがあります。物件価格に対して5〜10%程度が目安です。
坪単価で示される金額はあくまで建物本体の価格であり、実際に家を建てるには、これに付帯工事費と諸費用を加えた総額で予算を考える必要があります。
【地域別・構造別】注文住宅の坪単価の平均
注文住宅の坪単価は、建てる地域や建物の構造によって大きく異なります。ここでは、最新のデータにもとづいて地域別・構造別の平均坪単価を詳しく見ていきましょう。
地域別に見る坪単価の平均
住宅金融支援機構が公表している「フラット35利用者調査(2024年度)」のデータをもとに、地域別の平均坪単価を紹介します。なお、ここで示す坪単価は、建築費全体の70%を建物の本体価格として算出した数値です。
出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査 2024年度集計表」(https://www.jhf.go.jp/about/research/loan/flat35/2024.html)
土地購入なしの場合
すでに土地を所有している方が注文住宅を建てる場合の平均坪単価です。2024年度のデータでは、以下のようになっています。
- 全国平均:約76.7万円(延床面積35.9坪)
- 首都圏:約83.6万円(延床面積35.6坪)
- 近畿圏:約77.9万円(延床面積37.0坪)
- 東海圏:約76.3万円(延床面積36.1坪)
- その他地域:約73.3万円(延床面積35.7坪)
都市部では資材費や人件費が高く、また狭小地での施工が増える傾向にあるため、坪単価が高めです。北陸圏では、石川県約79万円、富山県約69万円、福井県約72万円が目安となります。
土地購入ありの場合
土地を購入して注文住宅を建てる場合の平均坪単価です。土地代が加わるため、建築費を抑える傾向が見られます。
- 全国平均:約73万円(延床面積33.6坪)
- 首都圏:約74.9万円(延床面積32.7坪)
- 近畿圏:約69.3万円(延床面積33.7坪)
- 東海圏:約74.2万円(延床面積34.1坪)
- その他地域:約72.9万円(延床面積34.1坪)
総予算の中で土地代と建築費の配分を決める際は、建物の性能をむやみに削りすぎないことが重要です。
構造別に見る坪単価の平均
建物の構造によっても坪単価は大きく変わります。国税庁のデータから、主要な構造別の坪単価を見てみましょう。
- 全国平均(木造一戸建て):約71.6万円
- 鉄骨造:約103.6万円
- 鉄筋コンクリート造(RC造):約111.5万円
木造が最も安く、RC造が最も高い結果です。ただし「坪単価が安い=品質が低い」わけではありません。木造でも高性能な断熱材を使用し、高耐震・高断熱仕様にすれば、坪単価は80〜90万円台に達します。
北陸圏では、積雪への対応や厳しい気候に耐える性能が求められるため、全国平均よりやや高めになるケースがあります。石川県約77.6万円、富山県約78.2万円、福井県約74.3万円が木造一戸建ての平均坪単価です。
出典:国税庁「地域別・構造別の工事費用表【令和7年分用】」(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/saigai/h30/0018008-045/07.htm)
こちらの記事では、石川県の注文住宅について解説しています。費用の相場やエリア別の目安や特徴も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
こちらの記事では、富山県の注文住宅について解説しています。年収ごとの目安やエリア別の価格も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
坪単価で家のグレードはどう変わる?価格帯別の特徴
坪単価によって、実現できる家の仕様やグレードは大きく変わります。ここでは、価格帯別にどのような家が建てられるのかを見ていきましょう。
40~50万円以内
坪単価40〜50万円の住宅は、一般的に「ローコスト住宅」と呼ばれる価格帯です。規格住宅が中心で、間取りの自由度はやや限定されます。
建物の形状はシンプルな箱型が基本で、設備は標準グレードです。ただし、大量仕入れや施工の効率化により、適正な価格で提供している会社もあります。初期費用を抑えたい方には適した価格帯です。
一方で注意したいのは、断熱性能・耐震性能などが最低限の基準にとどまる場合がある点です。性能が不足すると、将来の光熱費が高くなる可能性や、住んでからの快適性に影響が出ることもあります。
50~80万円以内
坪単価50〜80万円以内は「ミドルクラス」の住宅で、もっとも多くの方が選択する価格帯です。設計の自由度が高まり、こだわりを実現しやすくなります。
間取りの変更や設備のグレードアップが可能で、断熱性能や耐震性能も一定水準以上を確保できます。外観デザインにもバリエーションが生まれ、個性を出すことができます。
この価格帯では、性能とコストのバランスが重要です。高耐震・高断熱といった長期的に重要な性能には予算をかけ、あとから変更しやすい部分は標準グレードにするといった工夫が効果的です。
80万円以上
坪単価80万円以上は「ハイグレード住宅」に分類されます。デザイン性と性能の両立が可能で、理想の住まいを実現しやすくなります。
ZEH住宅や長期優良住宅など、高性能で省エネ性に優れた住宅の建築が可能です。高断熱・高気密仕様により、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現できます。
最新のシステムキッチンやユニットバス、床暖房などの導入が可能で、デザイン性にもこだわれます。初期費用は高くなりますが、高性能な住宅は光熱費やメンテナンス費用を抑えられるため、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れています。
注文住宅の坪単価を左右する4つの要素
坪単価がどのような要素によって決まるのかを理解しておくと、家づくりの計画を立てやすくなります。ここでは、坪単価を左右する主な4つの要素を解説します。
住宅の構造
木造、鉄骨造、RC造の順に坪単価が高くなる傾向があります。木造は施工性がよく材料費も抑えられますが、鉄骨造やRC造は耐久性や防火性に優れる一方で材料費や施工手間がかかります。
木造のなかでも工法の違いや、高断熱高気密の仕様を取り入れるかで価格が変わります。重要なのは、構造によるコストの違いを理解したうえで、性能とのバランスを考えることです。
高耐震・高断熱性能は初期費用がかかりますが、長期的な安全性と快適性、光熱費の削減につながります。
設備のグレード
キッチンやバスルーム、トイレなどの住宅設備は、グレードによって価格が大きく変わります。標準グレードからハイグレードまで幅広い選択肢があり、グレードを上げるほど坪単価も上昇します。
設備選びは、使用頻度や重要度に応じてメリハリをつけることが重要です。毎日使う設備にはこだわり、使用頻度の低い部分は標準グレードにするといった工夫が効果的です。
建物の形状・デザイン
同じ延床面積でも、建物の形状によって坪単価は変わります。シンプルな箱型に近い形状ほど工数が減り、建築費を抑えられます。凹凸が多く複雑な形状になると、外壁の面積が増え、施工の手間もかかるため坪単価は上がります。
屋根の形状も影響します。片流れ屋根や切妻屋根はシンプルで施工しやすく、コストを抑えられます。
ただし、シンプルな形状がデザイン性の低さにつながるわけではありません。外壁の素材や色の組み合わせ、窓の配置などで個性を出すことは可能です。3D設計ツールを活用すれば、コストを抑えながらも理想のデザインを視覚的に確認できます。
施工業者の種類
依頼先が大手ハウスメーカーか地域密着型の工務店かによって、坪単価の目安は異なります。
大手ハウスメーカーの坪単価の目安は約80〜100万円です。開発費や広告宣伝費、モデルハウスの維持費などが価格に反映されますが、全国規模での施工実績があり、品質が一定していて信頼感があります。
工務店の坪単価の目安は約50〜70万円です。地域密着型で広告宣伝費を抑えているため、コストパフォーマンスがよいことが多いです。設計や施工の自由度が高く、細かな要望にも柔軟に対応してくれます。
ただし、工務店は技術力や保証内容に差が出やすいため、価格だけでなく総合的な判断が必要です。地域密着型で高い技術力を持つ工務店であれば、高品質な住まいをコストパフォーマンスよく実現できる場合もあります。
坪単価を抑えて理想の家を建てるコツ
坪単価を抑えながらも、満足度の高い家を建てるためのコツを紹介します。ポイントは、削るべきコストと削ってはいけないコストを見極めることです。
「削るべきコスト」と「かけるべきコスト」を精査する
坪単価を下げる工夫をする際、すべてを削減してしまうのは望ましくありません。長期的な視点で「削るべきコスト」と「かけるべきコスト」を見極めることが重要です。
削ってはいけない代表的なコストは、構造や性能に関わる部分です。
高耐震・高断熱性能は、初期費用はかかっても、長期的な光熱費やメンテナンス費用を抑えるために重要です。断熱性能は毎日の快適性に直結し、耐震性能は家族の安全を守るために妥協すべきではありません。
また、効率のよい動線も削減に適さない要素です。水回りの配置や収納の位置など、暮らしやすさに影響する部分は、長く住むうえで重要です。
一方で、照明器具や壁紙、カーテンなどは標準グレードを選び、将来的に好みに合わせて変更することも可能です。このような部分は、比較的コスト調整がしやすい項目です。
シンプルな構造・外観にする
建物の形状をシンプルにすることは、コスト削減に大きな効果があります。凹凸を減らしたキューブ型や総2階建ての住まいは、外壁の面積が少なく、施工の手間も減るため、坪単価を抑えられます。
屋根の形状も、片流れ屋根や切妻屋根などのシンプルな形にすることで、材料費や施工費を削減できます。複雑な形状の屋根は、雨漏りのリスクも高まるため、メンテナンス面でも利点です。
ただし、シンプルな形状がデザイン性の低さに直結するわけではありません。外壁材の質感や色の組み合わせ、窓の配置やサイズなどで、個性的でおしゃれな外観を実現することは可能です。
3D設計ツールを活用すれば、コストを抑えたシンプルな形状でも、完成イメージを視覚的に確認しながら、理想のデザインを追求できます。シンプルな中にも美しさを追求することで、飽きのこない住まいを実現できるでしょう。
水回りをなるべく集約する
キッチン、バスルーム、トイレ、洗面所などの水回りを1か所にまとめることで、配管工事がシンプルになり、コストダウンにつながります。配管の長さが短くなれば、材料費も施工費も削減可能です。
また、水回りの集約は効率のよい動線にもつながります。洗濯機置き場と洗面所、バスルームを近くに配置すれば、家事動線がスムーズになり、日々の暮らしが楽になります。
さらに、将来的なメンテナンスの際も、水回りが集約されていると、工事の範囲が限定されるため、費用を抑えやすくなります。配管の点検や修理も効率的に行えるでしょう。
設備・内装のグレードにメリハリを付ける
すべての設備や内装を最高グレードにする必要はありません。使用頻度や重要度に応じてメリハリを付けることで、コストと満足度のバランスを取りやすくなります。
交換しやすい部分は標準グレードを選び、交換が難しい部分に予算を集中させるという考え方がおすすめです。照明器具やカーテン、壁紙などは、将来的に比較的簡単に交換できるため、標準グレードにしておいても問題ありません。
一方で、キッチンやバスルーム、断熱材など、あとから交換や変更が難しい部分には、しっかり予算をかける価値があります。とくに断熱材は住宅性能を大きく左右する要素で、ここを削ると長期的な光熱費が増える可能性があります。
床材も一度張ってしまうと張り替えに大きな費用がかかるため、耐久性の高いものを選ぶと安心です。反対に、壁紙は比較的手軽に張り替えられるため、標準グレードを選んでも問題ありません。
複数社から見積りを取る
坪単価の定義や基準が会社によって異なるため、複数社から相見積もりを取り、同一条件で比較検討することが重要です。3社以上から見積もりを取ることで、適正価格を把握しやすくなります。
見積もりを比較する際は、単純な価格だけでなく、坪単価に何が含まれているのかを確認しましょう。照明器具やエアコン、外構費用などが含まれているかどうかで、総額は大きく変わります。
また、長期保証やアフターサービスの内容も比較のポイントです。初期費用が安くても、保証期間が短かったり、アフターサービスが不十分だったりすると、将来的に大きな出費が発生する可能性があります。
見積もりの内容を詳しく確認し、不明点があれば遠慮なく質問することが大切です。納得のいく説明をしてくれる業者を選ぶことで、安心して家づくりを進められます。
注文住宅の坪単価を見る際に注意すべきこと
坪単価は便利な指標ですが、いくつかの注意点があります。ここでは、坪単価を見る際に気をつけるべきポイントを解説します。
初期費用だけでなく将来のランニングコストも考慮する
坪単価を抑えて初期費用を削減しても、断熱性や耐久性が低い住宅では、将来の光熱費やメンテナンス費用が高くなる可能性があります。長期的な視点でコストを考えることが大切です。
断熱性能が低い家は、冷暖房の効率が悪く、光熱費が高くなります。とくに冬の寒さが厳しい地域では、断熱性能の高さが重要になります。高断熱仕様にすることで、初期費用は増えますが、毎月の光熱費を大幅に削減でき、長期的にはコストパフォーマンスに優れます。
また、耐久性の低い建材を使うと、メンテナンスの頻度が高くなり、将来的な維持費が増えます。外壁や屋根などは、耐久性の高い素材を選ぶことで、メンテナンスの手間とコストを抑えられます。
さらに、高性能な住宅は資産価値が高く、将来の住み替えや売却の際にも有利です。長期優良住宅の認定を受けた住宅は、税制上の優遇措置も受けられるため、トータルで見るとメリットが大きいでしょう。
坪単価の算出基準は一律ではない
前述のとおり、坪単価の算出方法は会社によって異なります。
延床面積で計算するか施工面積で計算するかによって、同じ家でも坪単価が変わります。施工面積には、延床面積に含まれないバルコニーや玄関ポーチなどが含まれるため、分母が大きくなり、坪単価が安く見えるのです。
また、本体価格に何が含まれるかも会社によって違います。照明器具やエアコン、設計費用などが含まれている場合もあれば、別途費用となる場合もあります。外構費用が含まれているケースはまれですが、念のため確認しましょう。
見積もりを比較する際は、算出基準を揃えることが重要です。各社に「延床面積で計算した場合の坪単価」や「本体価格に含まれる項目」を確認し、同一条件で比較するようにしましょう。不明点があれば、遠慮なく担当者に質問することが大切です。
同じ住宅会社でも坪単価は変動する
同じ住宅会社で建てる場合でも、家の広さや形状、設備のグレードによって坪単価は変わります。延床面積が小さいほど、坪単価は高くなる傾向があります。
これは、家の規模が違っても住宅設備の数はあまり変わらないためです。キッチンやバスルーム、トイレなどは、家が小さくても必要な設備です。30坪の家でも40坪の家でも、これらの設備費用はそれほど変わりません。
建物の複雑さも影響します。凹凸が多い複雑な形状は、施工の手間がかかるため坪単価が上がります。設備のグレードアップも同様で、オプションを追加すればするほど坪単価は高くなります。
同じ住宅会社でも条件によって坪単価が変動することを理解しておくと、見積もりを確認する際のギャップが少なくなります。自分が希望する仕様で、実際にどの程度の坪単価になるのかを把握しておくことが大切です。
まとめ
注文住宅の坪単価は、地域や構造、住宅会社によって大きく異なります。坪単価はあくまで目安であり、算出基準が会社によって異なるため、単純な比較には注意が必要です。
だからこそ見積もりを見るときは、どこまでが本体価格に含まれているのか、どの面積を基準に計算しているのかを丁寧に確認することが大切です。
また、家づくりでは坪単価だけに目を向けるのではなく「家族が安心して暮らせる性能か」「地域の気候に合った家か」「長い目で見て性能とコストのバランスは取れているか」といった点を踏まえて検討することが大切です。
株式会社アントールは、石川県・富山県の気候風土を深く理解しながら、地域に寄り添う家づくりを続けています。最新技術の3D設計システム「デサイダー」を活用し、完成後の暮らしまでリアルに想像しながら、納得いくまで空間を検討できる環境も整えています。
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「家族みんながゆとりをもって暮らせる住まい」を目指し、これからの時代にふさわしい家づくりをお手伝いします。新しい住まいづくりをお考えの際は、ぜひアントールへご相談ください。