注文住宅の外観がダサい…その原因とオシャレに仕上げるポイントを解説
「せっかく注文住宅を建てたのに、完成してみたら外観がダサい…」
人生で最も大きな買い物ともいわれる家づくりで、このような後悔は避けたいものです。
外観デザインは、家の第一印象を左右する重要な要素です。
色選びや形状、全体のバランスを誤ると、思っていたイメージとかけ離れてしまうことがあります。
本記事では、注文住宅なのに外観がダサいと感じる原因と、オシャレに仕上げるための具体的なポイントを解説します。
外観がダサい注文住宅によくある共通点
注文住宅は自由度が高い分「完成してみたら思っていた印象と違った」「なぜか垢抜けない」と感じてしまうケースも少なくありません。外観がダサいと感じられる注文住宅には、いくつか共通する特徴があります。
ここでは、外観がダサいと感じられやすい注文住宅に共通する特徴を具体的に解説します。
家の形がシンプルすぎる
一階と二階が同じ形状で重なる総二階建ては、コストを抑えやすく、耐震性にも優れた住まいです。ただし、形状があまりにもシンプルだと、外観にメリハリが生まれにくく、全体的に単調な印象になりがちです。
とくに凹凸の少ない平面的なデザインは、立体感に欠け「のっぺり」とした見た目になってしまうことがあります。その結果、画一的な印象を与えてしまうケースも少なくありません。
外観全体のカラーやテイストが統一されていない
外観がダサく見えてしまう家に共通する要素のひとつが、全体のカラーやテイストに統一感がないことです。外壁・屋根・玄関ドア・窓枠などの色やデザインの方向性が揃っていないと、チグハグで落ち着きのない印象になってしまいます。
たとえば、外壁はモダンなグレーなのに、屋根は和風の瓦、さらに玄関ドアは明るい木目調…といった組み合わせでは、デザインの意図が伝わりにくく、外観全体のまとまりが失われます。
その結果「なんとなく違和感がある」「ダサく見える」と感じられやすくなります。
外壁の色や素材が安っぽい
外観がダサく見えてしまう原因として多いのが、外壁の色や素材が安っぽく見えるケースです。外壁は建物の大部分を占めるため、選び方ひとつで外観全体の印象が大きく左右されます。
また、カタログや小さなサンプルで見た色と、実際に施工された外壁の印象は、日光の当たり方や面積効果によって大きく変わります。そのため、サンプルだけで判断すると、完成後に「思っていたイメージと違う」と感じてしまうことがあります。
屋根や軒のバランスが悪い
建物と屋根のバランスが悪いと、外観全体がアンバランスに見えてしまいます。たとえば、どっしりとした箱型の建物に対して軒が短すぎると、屋根が必要以上に小さく見え、落ち着きのない外観になりがちです。
また、建物のテイストと合わない屋根形状も問題です。モダンな外観に重厚な瓦屋根を選ぶと、デザインの方向性がぶれてしまいます。
玄関ドアと雰囲気が合っていない
玄関は住まいの「顔」となる部分です。玄関ドアのデザインや色が外観全体と調和していないと、強い違和感が生まれ、結果としてダサい印象につながってしまいます。
たとえば、洋風でモダンな外観に和風の引き戸を合わせたり、シンプルなデザインの建物に原色に近い派手なドアカラーを選んだりすると、デザインの方向性がぶれてしまい、全体の統一感が損なわれがちです。
その結果、外観がまとまりのない印象になり「ダサい」と感じられやすくなります。
窓の種類や配置のバランスが悪い
窓は外観デザインの印象を大きく左右する要素のひとつです。大きさや形、配置に統一感がないと、全体が雑然とした印象になり、せっかくの外観デザインが台無しになってしまいます。
たとえば、一階と二階で窓の位置が揃っていなかったり、縦長窓と横長窓が意図なく混在していたりすると、外観にまとまりがなく見えがちです。また、日本の住宅で多く採用される引き違い窓は、使い勝手がよい反面、平凡でやや古い印象を与えることもあります。
外構に手をかけていない
外観がダサく見えてしまう原因のひとつに、外構まで十分に手をかけていないことがあります。建物そのものにこだわっていても、外構が未整備だと全体の完成度は一気に下がってしまいます。
外構は家の化粧のようなもので、アプローチや駐車場、植栽などを工夫するだけで印象が大きく変わります。
流行を追いすぎている
外観がダサく見えてしまう家に共通する要素として、流行を追いすぎている点が挙げられます。その時々のトレンドを強く反映させた外観は、完成当初は新鮮に感じられても、数年が経つと古さが目立ちやすくなります。
デザインの流行は移り変わりが早く「流行っていた家」という印象が残りやすいのも注意点です。時間の経過とともに違和感が生まれやすく、結果として外観がダサく見えてしまう原因になることがあります。
注文住宅の外観がダサくなってしまうそもそもの原因
外観がダサくなる背景には、設計段階での判断ミスや意識の偏りがあります。失敗を避けるには、原因を理解したうえで慎重に設計を進めることが大切です。
リサーチが不足している
外観デザインの情報収集が不十分だと、理想のイメージが固まらず判断基準も曖昧になります。オシャレな外観とダサい外観の違いを理解せず設計を進めると、完成後に「思っていた仕上がりと違う」と感じるリスクが高まります。
失敗を避けるには、施工事例を多く見て好みや方向性を明確にし、Webや雑誌、モデルハウスを活用して具体的なイメージを残すことが大切です。
万人受けや無難さを意識しすぎる
失敗を避けたいという気持ちから、無難なデザインばかりを選んでしまうと、どうしても個性のない平凡な外観になりがちです。一見安心な選択に思えても、結果として「どこにでもある家」という印象になってしまうことも少なくありません。
注文住宅の魅力は、自分たちらしさを形にできる点にあります。プロの意見を参考にしつつ、こだわりを適度に取り入れることで、無難さと個性のバランスが取れ、飽きずに長く愛せる外観を実現できます。
機能性を重視しすぎる
採光や換気、動線などの機能性を最優先に考えすぎると、外観デザインが後回しになり、窓の大きさや配置にばらつきが生じてしまうことがあります。その結果、外観に統一感がなく、雑然とした印象になりがちです。
もちろん、住みやすさを左右する機能性は欠かせない要素です。ただし、機能だけを追い求めるのではなく、外観とのバランスを同時に考えることが、満足度の高い注文住宅につながります。
ハウスメーカーに任せっきりになってしまう
ハウスメーカーや工務店にすべてを任せてしまうと、自分たちのイメージが十分に伝わらず、完成後に「思っていた雰囲気と違う」と感じてしまうことがあります。
注文住宅で満足度の高い家を実現するには、設計段階から積極的に関わり、自分たちの好みやこだわりを言葉やイメージでしっかり伝えることが大切です。完成後のイメージに不安がある場合は、シミュレーションを活用すると安心です。
たとえば、株式会社アントールが提供する3D設計「デサイダー」を活用すれば、設計を進める前の段階から、住まいを3D空間で確認できます。また、お客様の要望を最大限に反映し、シチュエーションごとに住まいを体感できるため、完成後の暮らしをより具体的にイメージしていただけます。
専門家や設計者の意見を取り入れない
自分たちの希望を優先しすぎて、設計者の助言を軽視すると、外観がダサくなる原因になります。プロのデザイナーは、デザインのバランスや素材の相性、メンテナンス性など豊富な知識を持っています。
もし希望どおりのデザインが外観を崩してしまう場合でも、設計者はその理由を丁寧に説明したうえで、より適した代替案を提示してくれます。
理想をしっかり伝えつつ、プロの意見も柔軟に取り入れ、双方の視点で調整を重ねることが、満足度の高い外観づくりにつながります。
注文住宅の外観をオシャレに整えるためのポイント
外観をオシャレに仕上げるためには、いくつか押さえておきたい大切なポイントがあります。これらを意識することで、理想とする外観デザインにぐっと近づけます。
どのような家にしたいのかを具体的に描きながら、ひとつずつ確認していきましょう。
はじめに家のコンセプトを決める
外観デザインを考える前に、まず家全体のコンセプトを明確にすることが重要です。ナチュラル系、シンプルモダン系、北欧系など方向性を決めておくと、素材や色選びに一貫性が生まれます。
コンセプトが定まらないまま外壁や屋根、玄関ドア、外構を個別に選ぶと統一感が失われがちです。家族で話し合い、どのテイストにするか共有しておくことで、デザインの方向性をぶれにくくできます。
家全体の形やデザインにメリハリをつける
シンプルな箱型の建物でも、凹凸をつけたり異なる素材を部分的に取り入れることで、メリハリのある外観に仕上げられます。
たとえば、玄関周りをオーバーハングにして奥行きを出したり、バルコニーや庇で立体感を演出したりする方法があります。外壁に木材や塗り壁を加えたり、凹凸部分で色を変えたりすると、単調さを避けられます。
さらに、シミュレーションを活用することで完成前に確認でき、イメージのずれを防ぎつつ理想の外観を実現できます。
外壁の素材と色にこだわる
外壁は建物の大部分を占めるため、素材と色選びが外観の印象を大きく左右します。窯業系サイディング、ガルバリウム鋼板、タイル、塗り壁など、それぞれ特徴があり、住まいの雰囲気も変わります。
素材を選ぶ際は、室内の小さなサンプルだけで判断せず、屋外の自然光で大きなサンプルを確認することが大切です。日光での色の見え方や凹凸の陰影を確かめることで、仕上がりに近いイメージを持てます。
色は外観全体で3色以内にまとめる
外観に使う色は、基本的に3色以内に抑えると統一感が生まれ、洗練された印象になります。たとえば、ベースカラーは外壁の大部分、サブカラーは屋根や玄関ドアなど、アクセントカラーは窓枠や小物類などに使い、役割を明確にするとバランスが取りやすくなります。
また、色を多く使いすぎると散らかった印象になるため控えめにし、周囲の街並みとの調和も意識して選ぶことが大切です。
家のテイストに合った屋根を選ぶ
屋根の形状は外観のテイストに大きく影響します。
たとえば、モダンな外観には片流れ屋根、和モダンには寄棟や切妻屋根がよく合います。屋根は単体で考えるのではなく、建物全体のデザインコンセプトに合わせて選ぶことが大切です。
また、屋根材の種類や色も外観の印象に大きく影響します。外壁との相性や住まいのテイストを意識して屋根材を選ぶことで、外観全体の完成度が高まり、統一感のある洗練されたデザインに仕上がります。
窓はラインを揃えて配置する
窓の配置は、コストをかけずに外観を整える重要なポイントです。
一階と二階の窓を縦方向で揃えたり、同じ階の窓の高さを横方向で揃えたりするだけでも、外観に統一感が生まれます。すべてを完全に揃えるのが難しい場合でも、できる範囲でラインを意識するだけで、見た目の印象は大きく変わります。
内装の機能性と外観のバランスを両立させるため、設計者と相談しながら調整し、プロの視点も取り入れて理想の外観を目指しましょう。
デザイン性のある種類の窓も取り入れる
引き違い窓は、採光や換気に優れた使い勝手のよい窓ですが、多用しすぎると外観が平凡で、やや古い印象になりがちです。外観のデザイン性を高めたい場合は、窓の種類にも変化をつけることが効果的です。
たとえば、縦長や横長のFIX窓、滑り出し窓など異なるタイプを適度に組み合わせると効果的です。縦長のスリット窓はプライバシーを守りつつ採光でき、スタイリッシュな印象を与えます。
横長のFIX窓は景色を切り取る演出が可能です。見た目と実用性のバランスを考え、最適な窓を選ぶことが大切です。
外構や植栽・小物類にもこだわる
外構は建物と一体で考えるべき重要な要素です。アプローチや駐車場、門柱、フェンスを建物のテイストに合わせるだけで、外観の完成度は大きく高まります。
シンボルツリーを一本植えるだけでも彩りと奥行きが生まれ、表札やポスト、照明などの小物を統一するとより洗練された印象になります。外構工事は建物と同時に計画し、予算も十分に確保することが大切です。
ダクトや室外機は家の正面から見えにくい位置に設置する
見落としやすいですが、エアコンのダクトや室外機、給湯器が道路側から見えると、せっかくの外観が台無しになります。設計段階でこれらを側面や裏側に配置することが大切です。
道路側に置かざるを得ない場合でも、目隠しフェンスや植栽を使えば景観を損ねずに設置できます。細部まで配慮することで、完成後の満足度は大きく変わるため、設計者と事前に確認しながら進めましょう。
モデルハウスや見学会でたくさんの実例を見る
カタログだけでは、実際の素材感や質感、色の見え方を正確に把握することは難しいものです。モデルハウスや完成見学会に足を運んで実物を体感すると、より具体的で現実的なイメージを持てるようになります。
実際の建物を見ることで、窓のサイズや配置のバランス、外壁の質感、玄関アプローチの広さなど、写真ではわかりにくい部分を確認できます。できるだけ多くの実例に触れることで、自分の好みがより明確になり、理想の外観に一歩近づけます。
建築会社と細かく意見をすり合わせる
理想の外観を実現するには、施主と設計者の密なコミュニケーションが欠かせません。希望やイメージを具体的に伝えると同時に、設計者の専門的な意見にも耳を傾けることが大切です。
ファーストプランでイメージと違う部分は率直に伝え、修正を重ねます。設計者の「やめた方がよい」という指摘も尊重し、代替案を一緒に検討することで、デザイン性と機能性を両立させた満足度の高い外観が完成します。
株式会社アントールでは、注文住宅に関する資料請求やご相談を受け付けております。お困りの際にはぜひお問い合わせください。
家の外観を決める際の注意点
外観をオシャレに仕上げることは大切ですが、長く快適に住み続けるためには、ほかにも意識しておきたいポイントがあります。見た目だけでなく、機能性や暮らしやすさにも目を向けることで、より満足度の高い住まいに近づきます。
使い勝手やメンテナンス性も考慮する
新築時には美しい外観でも、メンテナンスが大変だったり、汚れが目立ちやすい素材を選んでしまうと、数年後にはせっかくの美しさが損なわれてしまいます。
たとえば、本物の木材を使った羽目板は風合いが魅力的ですが、劣化しやすく、定期的な塗装が欠かせません。
メンテナンスの手間が負担になりそうな場合は、セルフクリーニング機能付きの外壁材や、耐久性に優れたタイルなど、手入れが楽な素材を選ぶ方法もあります。
選んだデザインや素材によって、将来的なメンテナンスの頻度や費用は大きく変わります。事前にどれくらいの負担が発生するかを把握し、家族のライフスタイルに合った無理のない選択をすることが大切です。
家族でよく話し合ったうえで決める
外観のデザインは、家族全員が納得したうえで決めることが大切です。家族の好みが異なる場合、どちらかが一方的に決めてしまうと、後々まで不満が残ってしまうことがあります。
たとえば、夫はキューブ型のモダンな家を好み、妻は伝統的な和風の家を望んでいるといった状況では、建築会社が決まっても外観デザインがなかなか確定しません。
そのため、家族で外観のイメージを共有し、お互いの希望を尊重しながら着地点を探ることが大切です。意見が対立した場合は、プロの意見を参考にしつつ、家族全員が納得できるデザインを一緒に見つけていきましょう。
まとめ
注文住宅の外観がダサく見えてしまう原因には、シンプルすぎる形状や統一感のない配色、安っぽく見える素材、窓や屋根のバランスの悪さなど、共通するポイントがあります。これらを避けるには、事前のリサーチと明確なコンセプト設定、そしてプロの視点を取り入れた設計が欠かせません。
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