注文住宅の内装をおしゃれに仕上げる!13のポイントやコストダウン方法を紹介
注文住宅で理想の内装を実現したいと考えたとき「何から決めればよいのか」「どうすればおしゃれに仕上がるのか」と悩む方は少なくありません。
注文住宅は自由度が高い反面、内装の選択肢が多く迷いやすいものです。
しかし、進め方と押さえるべきポイントを理解しておけば、予算内でも満足度の高い内装は十分に実現できます。
この記事では、内装を決める流れから、おしゃれに仕上げる13のポイント、コストダウン方法までご紹介します。
注文住宅の内装を決める際の流れ
注文住宅の内装づくりは、思いつきで進めてしまうと時間がかかるだけでなく、仕上がりに統一感がなくなってしまいます。
ここでは、効率的に理想の内装を実現するための基本的な流れをご紹介します。
1:たくさんの施工事例から好みのテイストを探す
内装を決める最初のステップは、できるだけ多くの施工事例を見ることです。InstagramやPinterestなどのSNS、住宅会社のWebサイト、住宅雑誌など、さまざまな媒体から情報を集めましょう。
このとき大切なのは「好きなデザイン」を探すだけでなく「これは避けたい」という視点で絞り込むことです。夫婦で意見が分かれる場合でも、NGポイントを共有することで方向性を絞りやすくなります。
気に入った事例は写真を保存しておき、住宅会社との打ち合わせで共有すると、イメージが伝わりやすくなります。
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2:家族で話し合って方向性を決める
施工事例を見て好みの傾向が見えてきたら、次は家族で内装の方向性を話し合います。リビングや玄関など家族全員が使う共有スペースは、できるだけ多くの意見を取り入れ、統一感のあるデザインを意識しましょう。
一方、寝室や書斎といった個人の空間は、主に使う人の好みを優先することで満足度が高まります。この段階で、モダンやナチュラル、和風など、大まかなテイストを決めておくと、その後の建材や色選びがスムーズに進みます。
3:サンプルで色味や素材感を確認する
カタログや画面上で見た色や質感は、実物と印象が異なることがあります。後悔を防ぐためにも、必ず実物のサンプルを手に取り、色味や素材感を確認しましょう。
とくに注意したいのが照明の影響です。同じ壁紙でも、昼白色と電球色では見え方が大きく変わります。また、朝の自然光と夕方の光でも雰囲気が異なるため、可能であれば時間帯を変えて確認することをおすすめします。
4:建材や設備を決める
サンプルで色味や素材感を確認したら、具体的な建材や設備を決定していきます。基本は、床・建具・壁・天井といった面積の大きい部分から順に選ぶことです。この流れで進めると、空間全体のバランスを取りやすくなります。
ただし「キッチンにこだわりたい」など明確な優先順位がある場合は、主役となる設備を先に決め、周囲をコーディネートする方法もおすすめです。
アントールでは、最新の3D設計システム「デサイダー」を活用しています。決定した内装をその場で立体的に確認できるため、完成後に「イメージと違った」と感じるリスクを抑えられます。
おしゃれな内装の注文住宅を建てるためのポイント13項目
理想の内装を実現するには、押さえるべきポイントがあります。ここでは、おしゃれな内装を作るための13の具体的なポイントを解説します。
こだわりに優先順位を付ける

内装のすべてにこだわろうとすると、予算をオーバーしてしまうおそれがあります。まずは「ここだけは譲れない」というポイントを明確にしましょう。
たとえば、毎日料理をする方であればキッチン、在宅ワークが多い方であれば書斎など、生活の中で長く過ごす場所や満足度に直結する空間に重点的に予算を配分します。
トータルコーディネートを意識する
部屋単体で内装を考えるのではなく、家全体の「空気感」を統一することが大切です。たとえば、リビングと隣接する和室がある場合、まったく異なるテイストにすると違和感が生まれます。
扉を開けたときの視線の先まで考慮し、色や素材に連続性を持たせましょう。また、廊下や階段など動線上の空間も、単なる通路として扱うのではなく、全体のテイストに調和させることで、家全体に統一感が生まれます。
カラーは3色以内にまとめる

内装の配色は、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%の黄金比率を意識しましょう。
ベースカラーは床や壁、天井など面積の大きい部分に使う色で、白・ベージュ・グレーなど落ち着いた色を選ぶのが基本です。
メインカラーは建具や家具に取り入れ、ベースカラーとの相性を考えて選びます。アクセントカラーは、クッションやアート、一部の壁などに使い、空間に変化を与える役割です。
色数が増えすぎると雑多な印象になるため、3色以内に抑えることでまとまりのある空間になります。
面積効果を考慮する
面積効果とは、小さなサンプルで見た色と、壁一面など広い面積に使った場合とで、色の明るさや濃さの印象が変わる現象を指します。一般的に、明るい色はより明るく、暗い色はより濃く感じられます。
そのため、サンプルだけで判断せず、可能であればモデルハウスなど実際の空間で確認するのが理想です。確認が難しい場合は、希望する色より1トーン明るめ・暗めを選ぶことで、完成後のイメージとのずれを抑えやすくなります。
遠近感を意識する
色の配置を工夫することで、空間に奥行きのある印象を持たせることができます。基本的には、視線の奥に濃い色を配置すると、空間が引き締まり、奥行きが出やすくなります。
たとえば、リビングの奥の壁にアクセントクロスを使うと、空間に深みが生まれます。逆に、手前を濃い色にすると圧迫感が出やすいので注意が必要です。また、天井の色が濃いと実際より低く感じられ、明るい色にすると開放感が増します。
空間に開放感を持たせる

開放感のある空間づくりには、いくつかの手法があります。勾配天井や吹き抜けを採用すると、視覚的な広がりが生まれます。また、天井まで高さのあるハイドアを使うことで、縦方向の広がりを演出できます。
さらに、リビング階段を設けると、階段を通して2階とのつながりが生まれ、空間全体に広がりを感じられます。視線の「抜け」を意識した家具配置も、開放感を高めるポイントです。
自然光を取り入れる

自然光は、空間の明るさや居心地を大きく左右する重要な要素です。天窓(トップライト)や高窓(ハイサイドライト)を取り入れることで、外からの視線を抑えつつ、十分な採光を確保できます。
南向きの大きな窓だけでなく、東西に設けた窓から入る朝日や夕日も、時間帯によって異なる表情を楽しめます。あわせて、カーテンやブラインドは、光の入り方を調整できるものを選ぶと、快適な明るさを保ちやすくなります。
アクセントを取り入れる
空間に変化やリズムを持たせるには、素材によるアクセントが効果的です。
壁の一部にタイルや木材、石材など異なる素材を取り入れることで、単調な印象を避けられます。たとえば、キッチンの壁面にタイルを施したり、リビングの一角に木製パネルを張ったりするなど、取り入れる場所を絞ることがポイントです。
ただし、アクセントは全体の約5%に抑えることが大切です。多用するとかえって雑然とした印象になるため「引き算」を意識したデザインを心がけましょう。
面積が広い空間ほどシンプルにする
広いリビングや吹き抜けのある空間では、床・壁・天井をシンプルなデザインで統一することが基本です。大きな面積をあえて控えめな「キャンバス」として扱うことで、家具やアート、グリーンといったインテリアがより引き立ちます。
ベースをシンプルにしておけば、季節や気分に合わせてインテリアを変えやすくなります。長く住むことを考えると、飽きにくいデザインは住まいの価値を保つうえでも有効です。
照明のデザインや色温度にもこだわる
照明は、内装全体の印象を左右する重要な要素です。
一室一灯ではなく、一室多灯の考え方を取り入れることで、空間に奥行きと表情を加えられます。シーリングライトだけに頼らず、ダウンライトや間接照明、ペンダントライトなどを組み合わせると、シーンに応じた演出が可能です。
また、色温度も重要で、リビングや寝室はリラックスできる電球色、書斎やキッチンは作業しやすい昼白色など、用途に応じて使い分けます。調光・調色機能付きの照明なら、ひとつの空間でも多様な演出が可能です。
自然素材を採用する

無垢フローリングや珪藻土などの自然素材は、空間にやさしい温もりと高い機能性をもたらします。無垢材は足触りがよく、調湿効果も期待できるため、快適な住環境づくりに役立ちます。使い込むほどに風合いが増し、経年変化を楽しめる点も魅力です。
漆喰や珪藻土の壁には、調湿や消臭といった効果があり、家族の健康面やリラックス感の向上にもつながります。ただし、素材によっては手入れが必要になるため、使用する場所や範囲を考慮しながら取り入れることが大切です。
収納スペースを確保して生活感をなくす
どんなにおしゃれな内装でも、物が散乱していては台無しです。収納計画では「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使い分けることがポイントです。
パントリーやシューズクローク、ファミリークローゼットなどの大容量収納を確保すると、日常的にすっきりした状態を保ちやすくなります。動線計画も重要で、使う場所の近くに収納があると、片付けやすく散らかりにくい家になります。
コンセントの数と位置にも注意!
内装の美しさを保つには、コンセント計画も欠かせません。
掃除機をかける動線、スマホの充電場所、キッチン家電の配置など、生活をシミュレーションしながら必要な位置と数を決めましょう。後から「ここにコンセントが欲しかった」と思っても、追加工事は困難です。
リビングやダイニングでは、家具のレイアウト変更も想定して、複数箇所に設置しておくと安心です。また、将来的な家電の増加も見越して、少し余裕を持った数を確保することをおすすめします。
優先順位付けの参考に!注文住宅の内装費用を抑えるには
理想を追求しつつも、予算内に収めることが大切です。ここでは、品質を落とさずに内装費用を抑える5つの方法をご紹介します。
建具や壁を少なくする
室内ドアや間仕切り壁が増えるほど、材料費や施工費がかかりやすくなります。間取りをできるだけオープンにすることで、建具や壁を減らせるだけでなく、空間に広がりも生まれます。
たとえば、寝室とウォークインクローゼットの間に扉を設けず、オープンクローゼットにする方法があります。ただし、耐震性や断熱性とのバランスも重要なため、構造上必要な壁は残し、間仕切りとして不要な壁を減らすことを検討しましょう。
和室を作らず畳スペースで代替する
独立した和室を作ると、天井の羽目板、塗り壁、障子、襖など、コストがかさみます。リビングの一角に畳コーナーを設ける「畳スペース」なら、費用を抑えつつ和の要素を取り入れられます。小上がりにして下部を収納にすれば、空間を有効活用できます。
最近では、耐久性・耐水性に優れた樹脂製の畳風床材もあり、お手入れも簡単なため、小さな子どもがいる家庭にもおすすめです。
既製品も活用する
造作家具はサイズやデザインを自由に決められますが、コストは高めです。既製品の寸法に合わせた空間設計をすることで、美しく収めつつコストを抑えられます。たとえば、造作の洗面台の代わりに、デザイン性の高い既製品を選ぶ方法があります。
収納も、すべてを造作にするのではなく、重要な部分だけ造作にし、それ以外は既製品の収納システムを活用するなど、メリハリをつけましょう。
建材のグレードや機能を使い分ける
すべての部屋に高級な建材を使う必要はありません。来客の目に触れる1階のLDKや玄関には、こだわりの建材を使い、2階の寝室や個室は標準仕様にするなど、メリハリをつけることでコストを最適化できます。
また、水回りには耐水性の高い機能的な建材を、居室には質感を重視した建材をというように、場所の用途に応じて選ぶことも大切です。
施主支給や施主施工も検討する
照明器具やカーテンなど、自分たちで用意や取り付けができるものは、施主支給や施主施工(DIY)を検討する方法もあります。ただし、施主支給品が原因でトラブルが起きた場合、保証の対象外となる可能性があるため、住宅会社と事前によく相談することが必要です。
また、DIYは材料費以外の費用を抑えられる一方で、仕上がりの品質や作業にかかる時間には注意が必要です。基本的には引き渡し後の作業となるため、入居時期への影響も考慮したうえで判断しましょう。
まとめ
注文住宅の内装づくりは、施工事例の収集から家族での話し合い、サンプル確認、建材の決定という4つのステップで進めることが基本です。おしゃれな空間を実現するには、トータルコーディネートを意識しながら、配色や素材、照明にこだわることが大切です。
株式会社アントールでは、最新の3D設計システム「デサイダー」を活用し、完成前に立体的な空間イメージを確認できます。富山・石川エリアの気候特性を熟知したスタッフが、断熱性や快適性とデザイン性を両立した内装をご提案します。
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理想の内装を叶えたい方は、ぜひアントールへご相談ください。